南極オデッセイ 極地を味わい尽くす旅

南極オデッセイ 極地を味わい尽くす旅

ウシュアイア乗船 / ウシュアイア下船
[料金には以下が含まれます]
ブエノスアイレス前泊+ブエノスアイレス/ウシュアイア間の航空券+ホテル/空港/港間の送迎+寄港地エクスカーション+ウシュアイア/ブエノスアイレス間の航空券
比類なき大陸を目指し、地球上の最も南に広がる海をゆく、17日間にわたるポナンの極上探検クルーズです。南極という別世界に続く氷の景色は、一日として同じ形を留めません。極光がその美しい景色を照らす世界に身を置けば、究極の安らぎと静謐に包まれます。
次第に遠ざかっていくフエゴ島を背に、船はフォークランド諸島へと向かいます。荒涼とした美しい海岸線には、白い砂浜、尖った崖、吹きさらしの原野、風に揺れる丈の高い草が広がります。
まもなく船は再び広い洋上に出て、山々が連なる南ジョージア島を目指します。雪に覆われた山々の麓に広がる黒い砂浜は、エンデュランス号と名付けられた船で南極探検に出ていたイギリスの探検家、サー・アーネスト・シャクルトンが船の沈没後に奇跡的にたどり着いた、まさにその場所です。「エンデュランス号のオデッセイ」として、南極探検史の中でも有名な出来事です。時をさかのぼり、シャクルトンの生還にまつわる驚くべき物語を再発見し、歴史上ほぼ知られていない時代の暮らしを学びます。
さらに南に進めば、サウス・オークニー諸島が姿を現します。緯度は、「絶叫する60度」として知られる南緯60度を超え、猛烈な嵐が襲いかかる海域に入ります。サウス・オークニー諸島は、スコシア・アークと呼ばれる海底山脈の一部が、南極海の海面に露出して形成された島々です。その一つ、ローリー島に上陸するチャンスがあるかもしれません。島には、かつての捕鯨基地を利用して作られたアルゼンチンの調査拠点、オルカダス基地があります。
上陸が叶えば、「白い大陸」南極のほぼアクセス不可能とされる、凍った海岸に降り立ちます。白の陰影は限りなく変化し、氷山や氷河、山々、そして周りをとり囲む海を覆います。数々の探検の舞台である南極では、最も偉大な冒険が繰り広げられてきました。その伝説の地を自身の目で見ることのできる人間はわずかです。ポナンのクルーズは、その一人になることを可能にします。
クルーズを通して、ポナンのエクスペディションガイドチームが、貴重な野生動物が暮らすこの辺境の地の神秘を解き明かします。広大なペンギンの王国を訪れれば、アデリーペンギン、キングペンギン、アゴヒモ(ヒゲ)ペンギン、ジェンツーペンギン、マゼランペンギン、ミナミイワトビペンギンに出会えるでしょう。様々な種類のアザラシや、水平線で潮を噴き上げるクジラの壮麗な姿も見られるかもしれません。
High Lights
クルーズマップ

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●ポナン専属のフォトグラファー陣が、写真撮影に役立つ視点やアイディアをアドバイスします。ぜひ旅の絶景を永遠のものに。「写真大使」によるワークショップ、講義、個々に向けたアドバイスなど、写真の腕をさらに上げる機会をどうぞお見逃しなく。
●フォークランド諸島、南ジョージア島、サウス オークニー諸島を周り、あらゆる探検家にとっての「聖杯」、南極大陸到達を目指す旅です。南極を余すところなく堪能します。
●経験豊富なエクスペディションガイドチームと共に、ゾディアックボートによるクルージングや上陸ツアーに出かけます。
●シーカヤックを体験いただけます。国家機関の認定を受けた、経験豊かなカヤックガイドが同伴し、氷が浮かぶ水面を進みます。
●ポナンのエクスペディションガイドが、野生動物、南極の歴史、地政学、偉大な探検家たち、気候、環境保護、環境に関する研究成果などの様々なテーマに基づき、講義やセミナーを開催します。
●ハイキングを予定しています。
●フォークランド諸島の苔や地衣が広がる原野、白い砂浜、ターコイズブルーに輝く海。南ジョージア島の黒い砂浜、高い山々の景色、緑豊かな平原地帯、沖を漂う氷河。サウス オークニー諸島の氷河と雪をいただく山々。南極半島の沖を漂流する氷山、流氷、氷河、雪に覆われ た山々。素晴らしい景色が船を待ち受けています。
●マユグロアホウドリとハイイロアホウドリ。フォークランド諸島のマゼランペンギン、ジェンツーペンギン、ミナミイワトビペンギン。南ジョージア島のキングペンギン、マカロニペンギン、ゾウアザラシ、オットセイ。サウス オークニー諸島のヒョウアザラシ、アゴヒモ(ヒゲ)ペンギン。南極半島のジェンツーペンギン、アゴヒモ(ヒゲ)ペンギン、ヒョウアザラシ、カニクイアザラシ、ウェッデルアザラシ。豊かな野生動物との出会いが待っています。
●クルーズ料金には乗船前日のブエノスアイレスでの宿泊およびブエノスアイレス/ウシュアイア間の往復航空券が含まれます。
Cruise Schedule

2023年11月4日
ブエノスアイレスにて宿泊
2023日11月5日
ウシュアイア
乗船:2023日11月5日 午後4時~午後5時
出港:2023日11月5日 午後6時
アルゼンチン、ティエラ デル フエゴ州の州都であるウシュアイア。この街は白い大陸、そして南極点を目指す旅の玄関口として知られています。アルゼンチンの人々はこの街を“El fin del mundo”
(世界の最果て)と呼びます。この「最果て」の地は、野 生動物が究極のサンクチュア リーとして生息する、肥沃な 平野に囲まれた 山々に位置しています。アンデス山脈がまっすぐに海へと沈み込む地。ウシュアイアは世界で最も美しい街の一つであり、その名の響きは、地球上の他のどの場所とも異なる、人を寄せ付けないあの特別な地、南極大陸を目指す旅へと、あなたの背中を押してくれることでしょう。

2023年11月6日
終日航海
洋上で過ごす一日です。船内の様々なサービスやアクティビティを存分にお楽しみください。スパでゆったりリラックスしたり、フィットネスセンターで汗を流すこともできます。季節によっては、船上のプールで泳いだり、日光浴を楽しむのもよいでしょう。洋上の時間は、船内で催される勉強会やショーに参加する機会でもあります。ショッピングをお好みであれば船内のブティックへ。船内には、ポナン専属のフォトグラファー専用のスペースもあります。写真がお好きであれば、旅先の絶景を知るフォトグラファーを訪ねるのもおすすめです。デッキで大海原の景色を味わうのもおすすめです。美しい波のショーをお楽みいただき、運がよければ、海洋動物たちの姿をキャッチできるかもしれません。魅力あふれる洋上の「休息」時間を、様々なおもてなしをお楽しみいただきながら、のんびりと快適にお過ごしください。

2023年11月7日
ニューアイランド
到着:2023年11月7日
出港:2023年11月7日
フォークランド諸島の西端に位置する、ギザギザとした独特の起伏が特徴的なこの島には、2家族が暮らす小さな村があります。金色に輝く砂をたたえた、花々に縁どられた砂浜に降り立てば、その傍らに、古い石造りの家が今も残ります。まるで自然の楽園に足を踏み入れたかのようです。フォークランド諸島特有の荒れ地には、曲がりくねった細い小道が続きます。その道をたどれば20分もしないうちに、ミナミイワトビペンギン、マユグロアホウドリ、ズクロムナジロヒメウの営巣地にたどり着きます。アホウドリが崖から急降下し、露出した岩々に砕け散る波をかすめ飛ぶ姿を観察する絶好の機会でもあります。

2023年11月7日
グレイブ コーブ
到着:2023年11月7日
出港:2023年11月7日
ウーリーガット海峡の荒波を抜ければ、グレイブ コープの静けさが待っています。フォークランド諸島の北端に位置するこの湾は、砂浜を臨む場所に捕鯨船乗組員たちの墓地(グレイブ)が建て
られていたことから、その名が付けられました。白い砂浜に降り立てば、白と黒のコントラストが美しいイロワケイルカの歓迎を受けるかもしれません。草に覆われた砂丘の先には、緑草が美しい広大な平原が広がり、羊たちが出迎えてくれます。島の反対側には、この地域最大のジェンツーペンギンの営巣地があります。運がよければ、波間でエサを探すアシカの姿が見られることもあります。

2023年11月8日~2023年11月9日
終日航海
洋上で過ごす一日です。船内の様々なサービスやアクティビティを存分にお楽しみください。スパでゆったりリラックスしたり、フィットネスセンターで汗を流すこともできます。季節によっては、船上のプールで泳いだり、日光浴を楽しむのもよいでしょう。洋上の時間は、船内で催される勉強会やショーに参加する機会でもあります。ショッピングをお好みであれば船内のブティックへ。船内には、ポナン専属のフォトグラファー専用のスペースもあります。写真がお好きであれば、旅先の絶景を知るフォトグラファーを訪ねるのもおすすめです。大海原の景色を味わうには、船のデッキへ。美しい波のショーをお楽しみいただき、運がよければ、海洋動物たちの姿をキャッチできるかもしれません。魅力あふれる洋上の「休息」時間を、様々なおもてなしをお楽しみいただきながら、のんびりと快適にお過ごしください。

2023年11月10日~2023年11月12日
サウスジョージア島
到着:2023年11月10日
出港:2023年11月12日
船はサウスジョージア島を訪れます。アンデス山脈から南極半島まで続く海底山脈によって作られた島です。キングペンギン、ジェンツーペンギン、ゾウアザラシ、オットセイなど、地球最南に暮らすありとあらゆる野生動物が、ここを住処にしています。ゴールドハーバーの壮大な氷河やフォーチュナ湾を囲む広大な平原が見られるかもしれません。ソールスベリー平原への上陸が叶えば、この平原
を住処とする30万羽を超えるキングペンギンが見られるかもしれません。頭と首の明るいオレンジ色が目印のペンギンたちが一堂に集まる光景は、圧巻の美しさです。

2023年11月13日
終日航海
洋上で過ごす一日です。船内の様々なサービスやアクティビティを存分にお楽しみください。スパでゆったりリラックスしたり、フィットネスセンターで汗を流すこともできます。季節によっては、船上のプールで泳いだり、日光浴を楽しむのもよいでしょう。洋上の時間は、船内で催される勉強会やショーに参加する機会でもあります。ショッピングをお好みであれば船内のブティックへ。船内には、ポナン専属のフォトグラファー専用のスペースもあります。写真がお好きであれば、旅先の絶景を知るフォトグラファーを訪ねるのもおすすめです。大海原の景色を味わうには、船のデッキ。美しい波のショーをお楽しみいただき、運が良ければ海洋動物たちの姿をキャッチできるかもしれません。魅力あふれる洋上の「休息」時間を、様々なおもてなしをお楽しみいただきながら、のんびりと快適にお過ごしください。

2023年11月14日
サウス オークニー諸島
到着:2023年11月14日
出港:2023年11月14日
山々が連なるサウス オークニー諸島は、南極海にひっそりと浮かび、その85%以上が氷河で覆われています。南極半島の端からは約600㎞の距離です。主な島は、コロネーション島、シグニー島、パウエル島、ローリー島の四島です。アザラシの狩猟者たちが1821年にこの島々を発見し、1823年にはイギリスの航海士、ジェームズ ウェッデルが探検に訪れ、これらの島名を付けました。
捕鯨とアザラシ漁で海洋環境が破壊されましたが、現在では、相当数のヒョウアザラシ、アゴヒモ(ヒゲ)ペンギン、シロフルマカモメが確認されています。ローリー島には、現在も使われているアルゼンチンの調査拠点、オルカダス基地があります。

2023年11月15日
終日航海
洋上で過ごす一日です。船内の様々なサービスやアクティビティを存分にお楽しみください。スパでゆったりリラックスしたり、フィットネスセンターで汗を流すこともできます。季節によっては、船上のプールで泳いだり、日光浴を楽しむのもよいでしょう。洋上の時間は、船内で催される勉強会やショーに参加する機会でもあります。ショッピングをお好みであれば船内のブティックへ。船内には、ポナン専属のフォトグラファー専用のスペースもあります。写真がお好きであれば、旅先の絶景を知るフォトグラファーを訪ねるのもおすすめです。大海原の景色を味わうには、船のデッキ。美しい波のショーをお楽しみいただき、運が良ければ海洋動物たちの姿をキャッチできるかもしれません。魅力あふれる洋上の「休息」時間を、様々なおもてなしをお楽しみいただきながら、のんびりと快適にお過ごしください。

2023年11月16日~2023年11月18日
南極半島
到着:2023年11月16日
出港:2023年11月18日
世界で他に類を見ない、南極という場所だけが持つ魔法を存分に楽しむ時間がやってきます。夢のような景色が広がる南極半島は、過去も現在も人々を心から魅了し、訪れるすべての人に忘れられない時間を約束してきました。氷が織りなす柔らかな青と白に彩られた壮大な美しさの只中で、貴重な野生動物に囲まれながら、氷の世界をゆく旅は続きます。ペンギン、ザトウクジラ、アザラシ、オオフルマカモメ、さらにはゾウアザラシやオットセイ、そして南極ミンククジラやシャチなど、多種多様な野生動物がこの地を住処としています。天候や航行の状況次第ですが、訪れる場所によっては、こういった野生動物を身近に観察し、極地の美しさを彼らと分かち合う機会があるかもしれません。
船長とエクスペディションリーダーが氷の状態を日々判断し、ゾディアックボートによるクルージングや上陸観光を提案します。南極半島が持つ無限の豊かさを実感するアクティビティです。氷河、流氷、卓上氷山、海へとまっすぐに沈み込む山々の峰、火山活動の跡が残るビーチ、研究拠点、絶景が広がる入り江、捕鯨業の名残。南極を象徴するこれらの「顔」を、静寂に満ちた幻想的な世界の中に見いだすことができるでしょう。ジャン=バティスト シャルコーやアドリアン ド ジェルラーシュ、サー アーネスト シャクルトンなど、19 世紀以降、この無人の辺境地を制覇しようと南極を探検した偉大な冒険家たちの足跡をたどり、航海は続きます。

2023年11月19日~2023年11月20日
ドレーク海峡通過
入峡:2023年11月19日
出峡:2023年11月20日
旅人や研究者、経験豊富な船乗りが一様に恐れる場所、海、運河が世界にひとつあるとしたら、それは間違いなく、ドレーク海峡でしょう。南米ホーン岬とサウス シェトランド諸島の間を抜けるこの海峡は「狂う50度」と呼ばれ、強烈な風が吹きつける荒海として知られており、南極大陸と南米大陸とをつなぐ最短ルートです。経験豊富な航海士は、「白い大陸を訪れるチャンスを逃すな」と言うでしょう。ドレーク海峡は南極収束帯と呼ばれる海流の境界であり、南極点からの寒流と赤道からの暖流が交わる海域です。それにより、多様な海洋生物が生息しています。空を見上げることもお忘
れなく。アルバトロス(アホウドリ)やマダラフルマカモメが優雅に飛び、風に乗り船の周囲を楽しげに舞う姿が見えることでしょう。

2023年11月21日
ウシュアイア
入港:2023年11月21日早朝
下船:2023年11月21日 午前7時
出航地ウシュアイアへ戻り旅は終了します。
STATEROOM
客室
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