チリのフィヨルドゆく

チリのフィヨルドゆく

ウシュアイア乗船 / ウシュアイア下船
[料金には以下が含まれます]ブエノスアイレス前泊+ブエノスアイレス/ウシュアイア間の航空券+空港/ホテル/港間の送迎+クルージングとフィヨルド探索+ウシュアイア/ブエノスアイレス間の航空券
曲がりくねる水路、白雪に覆われた山々、壮麗な氷河、狭く細長い海峡。そんな美しい世界が広がるチリのフィヨルドへようこそ。ポナンの客船ロストラルが、南米の類稀なる景色のただ中に、皆さまをお連れします。チリの壮大なフィヨルドの魅力を発見するクルーズです。
アルゼンチン南端に位置するウシュアイア。人々はこの街を、「世界の最果て」と呼びます。この美しい街から、旅は始まります。
ウシュアイアを出港したロストラルは北へ向かい、トルテルという村を目指します。村では、迷路のように入り組んだ木製の通路が、点在する高床式の家々を結んでいます。その珍しく美しい風景は、訪れる人々を魅了します。
ピオ11世氷河やエル・ブルホ氷河といった壮麗な氷河を観覧し、その後、船はマゼラン海峡を通過してエインズワース湾に入る、忘れがたいルートをたどります。パタゴニア地方のフィヨルドと氷河を進む船からの景色は、誰もが夢中になってシャッターを切るほどの特別な美しさを誇ります。
壮大なアギラ氷河、アゴスティニ氷河、ガリバルディ氷河を見ながら、船は大フエゴ島の南に位置する、ごつごつとした岩肌の断崖が連なるホーン岬を回ります。
船はその後、ナバリノ島プエルト・ウィリアムスに入港します。チリの人々が「世界の最南端」と呼ぶ、美しい漁業の町です。プエルト・ウィリアムスを出ると、旅の終着点、アルゼンチンのウシュアイアに向かいます。
High Lights
クルーズマップ

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●シーカヤックに乗り込み、チリのフィヨルドが持つ魅力を水面から存分に体感します。カヤックには、国家機関の認定を受けた経験豊富なガイドが同乗し、氷が浮かぶ水面を進みます。二人乗りカヤック、カーボンパドル、全身用ドライスーツ、ライフジャケット、AIS ビーコン(救難信号発信機)など、カヤックツアーに必要な装備はすべて、プロ仕様のものをポナンが準備します。
●経験豊かなエクスペディションガイドと共に、ゾディアック ボートでのクルージングや上陸ツアーに出かけます。
●氷河や水路、フィヨルドを観覧し、狭く細長い海峡を航行します。
●天候に恵まれれば、ケープ岬に上陸し、チリ人アーティスト、ホセ バルセルス エイケムが制作したアルバトロス(アホウドリ)の彫刻を鑑賞します。
●家々を結ぶ木製の桟橋や歩道が連なる、まるで絵のように美しい村、トルテルを訪れます。
●太平洋と大西洋を結ぶマゼラン海峡を航行します。
●マゼランペンギン、グアナコ(ラクダ科の哺乳動物)、カラカラ鳥、イルカ、ザトウクジラ、オットセ イ、アシカ、アルパカ、コンドル、ウ科の水鳥など、貴重な野生動物を観察するチャンスがあるでしょう。
●雪をいただくアンデス山脈の麓に広がるフィヨルド、虹色に輝く氷河と澄み切った水をたたえる山間の湖など、大自然の素晴らしい景観をお楽しみいただきます。
Cruise Schedule

2024年2月27日
ブエノスアイレス宿泊
2024年2月28日
ウシュアイア(アルゼンチン )
乗船:2024年2月28日午後4時~午後5時
出港:2024年2月28日午後6時
アルゼンチン、ティエラ デル フエゴ州の州都であるウシュアイア。この街は白い大陸、そして南極点を目指す旅の玄関口として知られています。アルゼンチンの人々はこの街を“El fin del mundo” (世界の最果て)と呼びます。この「最果て」の地は、野生動物が究極のサンクチュアリーとして生息する、肥沃な平野に囲まれた山々に位置しています。アンデス山脈がまっすぐに海へと沈み込む地。ウシュアイアは世界で最も美しい街の一つであり、その名の響きは、地球上の他のどの場所とも異なる、人間を寄せ付けない特別な場所を目指す旅へと、あなたの背中を押してくれることでしょう。

2024年2月29日~2024年3月1日
終日航海
洋上で過ごす一日です。船内の様々なサービスやアクティビティを存分にお楽しみください。スパ でゆったりリラックスしたり、フィットネスセンターで汗を流すこともできます。季節によっては、船上の プールで泳いだり、日光浴を楽しむのもよいでしょう。洋上の時間は、船内で催される勉強会やショ ーに参加する機会でもあります。ショッピングをお好みであれば船内のブティックへ。船内には、ポ ナン専属のフォトグラファー専用のスペースもあります。写真がお好きであれば、旅先の絶景を知る フォトグラファーを訪ねるのもおすすめです。大海原の景色を味わうには、船のデッキへ。美しい波のショーをお楽しみいただき、運が良ければ海洋動物たちの姿をキャッチ できるかもしれません。魅力あふれる洋上の「休息」時間を、様々なおもてなしをお楽しみいただきながら、のんびりと快適にお過ごしください。

2024年3月2日
トルテル(チリ)
入港:2024年3月2日
出港:2024年3月2日
プエルト モントとケープ岬の間、南パタゴニア地方の中心に位置するトルテルは、まるで絵に描いたようにカラフルで美しい漁村です。連なる小さな歩道の向こうには、壮大なパノラマが広がります。丸みを帯びた山々、深い森、澄んだ水をたたえる太平洋。海面より数メートル高いところに、数多くの桟橋が連なります。そのひとつを歩けば、村の素晴らしい景観を、水上から堪能することができます。また、地元アーティストによる彫刻作品が至るところに置かれています。素晴らしい作品の数々が、旅人をあたかかく歓迎します。

2024年3月3日
イングリッシュ パッセージ
入峡:2024年3月3日
出峡:2024年3月3日
海面から続く緑の丘と雪をいただく山々の間に開けるイングリッシュ パッセージ。この海峡は、パタゴニア水路の主要な海峡のひとつです。チリ南西部の沿岸、メシエル海峡の端に位置するこの海峡は、その幅が 180 メートル足らずと狭く、ここを通過する旅は、その珍しい規模と壮大な自然環境により、またとない体験となることでしょう。

2024年3月3日
ピオ11世氷河
ピオ11世氷河としても知られるチリ南部の海岸氷河、ブリュッゲン氷河は、現実のものとは到底思えないほどの大きさで、訪れる人々を圧倒します。面積は 1,200 ㎢を超え、南パタゴニア氷原を形成する氷河の中で最大の規模を誇ります。この巨大な陸氷は、南極、グリーンランドに次いで、世界三番目の大きさを持ちます。アンデス山脈の南側をまたぎ広がる氷原を目にすれば、息をのむほど美しいその自然環境にただ驚嘆し、大自然に対する畏敬の念が沸き上がってくるでしょう。

2024年3月4日
エル ブルホ氷河
チリの自然保護区としては最大の面積を持つベルナルド オヒギンス国立公園の中心に、エル ブルホ氷河があります。アジアフィヨルドの端に位置するこの巨大な氷壁は、風の侵食によって現在の形となりました。その壮大な魅力が、訪れる人々の心に強い印象を残します。自然が織りなす魔法のような景観は、光の具合で見え方を様々に変えてゆきます。忘れがたい旅の景色のひとつとなることでしょう。

2024年3月4日
スクア氷河(クルージング)
南パタゴニア氷原の真ん中、ベルナルド オヒギンス国立公園、トーレス デル パイネ国立公園、ロス グラシアレス公園が交わる場所に、スクア氷河があります。アマリア氷河とも呼ばれるこの氷河は、アンデス山脈に抱かれた幅3キロの潮水氷河であり、無限に続く青さの中に、壮麗な自然景観を見せてくれます。魔法のような氷のショーをお楽しみください。もしかしたら、氷が割れる音が聞こえてくるかもしれません。

2024年3月5日
エステロ ラス モンタナス
「山々のフィヨルド」とも「山々の水路」とも呼ばれるフィヨルド、エステロ ラス モンタナスにも、人々を魅了する景色が広がります。その大部分がアラカルフェス国立森林保護区にあり、かつての氷河の谷を水が満たすことで形成されたエステロ ラス モンタナスは、森林の奥へと果てしなく広がっていくかのようです。フィヨルドを囲む高い山々には緑豊かな斜面が広がり、様々な青色に彩られた数多くの氷河が山裾を縁どります。その景色は、クルーズのハイライトとなることでしょう。

2024年3月6日
マゼラン海峡通過
入峡:2024年3月6日
出峡:2024年3月6日
大航海時代の探検家、フェルディナンド マゼランによって発見され、その名が付けられたマゼラン海峡は、チリの南に位置し、南米大陸とフエゴ島を隔てます。この海峡は、歴史に想いを馳せる人々の想像力を呼び覚まし、冒険への憧れを掻き立てます。ポルトガル出身のマゼランは16世紀、世界一周を目指す世界初の艦隊を率いた人物です。その偉大な足跡をたどり、船はこの海峡を航行します。マゼラン率いる船がこの海峡に初めて入ったのは、キリスト教の祭日である「諸聖人の祝日」にあたる日でした。そのことから、長く「諸聖人の海峡」とも呼ばれてきたマゼラン海峡。大西洋と太平洋を約 600 ㎞隔てるこの海峡をウシュアイアへと向かって進めば、大航海時代の航路を体感することができるでしょう。

2024年3月7日
エインズワース湾
アルベルト デ アゴスティニ国立公園に位置するエインズワース湾では、パタゴニア地方で最も印象的なパノラマが待ち受けています。コルディレラ ダーウィン氷原と、40 メートルもの高さを誇る氷壁を持つマリネリ氷河が広がるエインズワース湾は、まさに大自然に囲まれた辺境地であり、この地域では最も距離の長いフィヨルドのひとつです。海岸線に広がる亜寒帯原生林は、壮大な泥炭湿原や落差の大きい滝、小川などを擁する、大自然の神秘の宝庫です。ゾウアザラシやマゼランペンギン、豊富な鳥類など、貴重な野生動物が生息する場所でもあります。

2024年3月8日
アギラ氷河
アゴスティニフィヨルドの奥深くに広がる広大な氷河が、アギラ氷河です。チリのティエラ デル フエゴ地方にあるコルディレラ ダーウィン山脈の中心部に位置しています。パタゴニアの熱帯雨林を横切る水路の向こう側に、雪に覆われた山々とそこに広がるアギラ氷河の壮大な姿をご堪能ください。

2024年3月8日
アゴスティニ氷河
ティエラ デル フエゴ諸島にあるコルディレラ ダーウィン山脈に取り囲まれたフィヨルド、アゴスティニフィヨルドの奥に広がるのが、アゴスティニ氷河です。イタリア出身の宣教師で探検家、アルベルト マリア デ アゴスティニがこの地を探検したことから、その名が付けられました。フィヨルドを覆う美しい青の氷河は、息をのむような美しさを湛えています。

2024年3月9日
ガリバルディ氷河
ガリバルディフィヨルドの裾をクルージングします。周囲を囲む氷や雪と美しさを競うかのように、色濃い緑が急斜面の山々を彩ります。さらに進めば、フィヨルドの奥にそびえ立つ巨大な同名の氷河、ガリバルディ氷河の壮大な姿が見えてきます。チリの氷河の中でもずば抜けた美しさを誇るガリバルディ氷河の真ん中で、アシカや様々な種類の鳥たちが船に寄り添い、泳いだり飛んだりするサプ ライズが待ち受けているかもしれません。

2024年3月10日
ホーン岬
大西洋と太平洋と出会う地点が、チリのパタゴニア地方への玄関口です。そこから、ティエラ デル フエゴ諸島と、かの有名なホーン岬に向かいます。南米大陸最南端に位置し、最高地点が海抜425mにあるこの岬を、何世紀にもわたり世界中の商船が回っていきました。荒海として知られるこの岬は、あらゆる船乗りにとっての難所として、その名を歴史に残しています。

2024年3月11日
プエルト ウィリアムス
入港:2024年3月11日
出港:2024年3月11日
チリとアルゼンチンの国境から数キロのところに浮かぶナバリノ島の町、プエルト ウィリアムスに入港します。チリの人々はここを、世界最南端の町と呼んでいます。美しい漁業の町であり、町が持 つ平穏さと周囲の世界からの心地よい隔絶感は、訪れる人々の心を喜ばせることでしょう。小さな通りを歩き、万年雪をいただくパタゴニア アンデスの輪郭をお楽しみください。マルティン グシン デ考古学博物館では、かつてこの地に暮らした先住民族、ヤマナの人々の生活環境を垣間見ることができます。周辺エリアに広がる手付かずの自然の中をハイキングすることもできます。

2024年3月12日
ウシュアイア(アルゼンチン)
入港:2024年3月12日早朝
下船:2024年3月12日午前7時
アルゼンチン、ティエラ デル フエゴ州の州都であるウシュアイア。この街は白い大陸、そして南極点を目指す旅の玄関口として知られています。アルゼンチンの人々はこの街を“El fin del mundo”(世界の最果て)と呼びます。この「最果て」の地には野生動物が究極のサンクチュアリーとして生息 する 、肥沃な 平野に囲ま れた 山々に位 置していま す。 アンデス山脈がまっす ぐに海へと沈み込む地。ウシュアイアは世界で最も美しい街の一つであり、その名の響きは、地球上の他のどの場所とも異なる、人間を寄せ付けない特別な場所を目指す旅へと、あなたの背中を押してくれることでしょう。
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