スピッツベルゲンのフィヨルドと氷河

期間

2024 年 6 月 16日
2024 年 6 月 23日

7

8

料金(最安)

€8.480~
ポナンボーナス30%割引

クルーズコード

BO160624

スピッツベルゲンのフィヨルドと氷河

スピッツベルゲンのフィヨルドと氷河

期間

2024 年 6 月 16日
2024 年 6 月 23日

7

8

料金(最安)

€8.480~
ポナンボーナス30%割引

クルーズコード

BO160624

スピッツベルゲンのフィヨルドと氷河
ロングイヤービエン乗船/ロングイヤービエン下船
 

[料金には以下が含まれます]以下を含みます] パリーロングイヤービエン間のフライト+空港/港間の送迎+ロングイヤービエンーパリ間のフライト
 
高緯度の北極圏、北緯70度と80度の間に位置するスピッツベルゲン島。「尖った山々」を意味するこの島が、いつまでも記憶に残る旅の舞台です。7日間にわたり、様々な野生動物を探求する冒険の旅が始まります。
 
船はノルウェーのロングイヤービエンで錨を上げます。色とりどりの木造家屋が点在するこの町を出港すれば、暫しの間、人が暮らす風景とはお別れです。
 
波打つ深い海から、雪と黒い岩肌が作る縞模様を帯びた山々が姿を現します。この地の名前の由来である尖った山々です。極光と刻々と変化する北極圏の天候によって、時には抜けるような青空が広がり、時には水平線に雲がかかります。海を覆うような霧が立ちこめれば、海と陸地の境界線が曖昧になっていきます。極地が見せる、現実とは思えないほどに美しい風景は、一度として同じものはなく、どれも特別です。
 
船上を舞うフルマカモメにエスコートされ進む船は、まもなく最初の氷と出会います。まだ控えめな大きさの氷で、まるで船の周りをダンスするかのように浮かんでいます。フィヨルドの端に到着すると、眼の前にいよいよ巨大な氷河が姿を現します。ミツユビカモメが氷山にとまり、その上をキョクアジサシが舞います。船上で、時にゾディアック・ボートの上で、大自然の力に感嘆し、同時に、その脆さも実感することとなるでしょう。耳を澄ませば、特別な旋律が聞こえてきます。氷が割ける音、とどろき、小さなざわめき、泡立つ水面が奏でる音。極砂漠の静寂を打ち破る、氷のメロディです。
 
島に上陸し、モレーンと呼ばれる地形に足を踏み入れます。苔、地衣類、そしてほんの数種の希少な花々だけが、この環境に適応して根を下ろすツンドラ地帯です。このような不毛な土地に、スバールバルトナカイやホッキョクギツネが、海辺に寝そべるセイウチと共存しています。はるか昔、ロシア北西部のスラヴ系民族、ポモールの人たちが、こういった野生動物を狩猟しようとやってきました。その形跡が今も島に残ります。
 
この地域では、北極の王と呼ばれるホッキョクグマは、それほど遠くないところにいます。このクルーズの醍醐味は、野生動物を見逃さないよう、注意深く目を光らせることです。船上では、エクスペディションガイド・チームが水平線に目を凝らし、野生動物の姿、特にホッキョクグマを探し求めます。極地に生息する神秘に包まれた動物たちとの遭遇は、言葉では言い表すことのできない魔法のような時間をもたらしてくれます。
 
クルーズの旅程は、各寄港地の港湾管理部門や政府が定める法令・規則により、変更の可能性があります。極地では、天候や氷の状態、海流があらゆるものを左右するため、そのような場所を訪れることは、非常に貴重で特別な体験です。各ポイントでの上陸や野生動物との出会いは、約束されたものではありません。そこで待ち受ける体験は日々変化し、だからこそ、一つひとつのクルーズがかけがえのない体験となります。北極探検クルーズオペレーター協会(AECO)が定める安全指針と規範を遵守しながら、船長とエクスペディションリーダーが一丸となり、お客様一人ひとりの体験が可能な限り豊かなものとなるよう、力を尽くします。

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High Lights

ハイライト

クルーズマップ

    ●快適なラグジュアリー客船でのクルージングを楽しみながら、スバールバル諸島に広がる大自然の中に、神秘に包まれた野生動物を探索する旅です。
    ●経験豊富なエクスペディションガイドと共に、ゾディアック・ボートによるクルージングや上陸観光をお楽しみいただきます。
    ●ハイキングを予定しています。スピッツベルゲン島のツンドラ地帯、海辺、氷河を探索します。
    ●狩猟、漁業、炭鉱、極地探検と密接に関連したスピッツベルゲン島の歴史を学びます。ニーオーレスン訪問を予定しています。
    ●スピッツベルゲン島の素晴らしい地形や地質を学びます。背の低い植物が生育するスバールバル諸島の地形や地質は、肉眼で十分に観察することができます。
    ●晴れ渡る青い空の下や極地を包む神秘的な霧の中、巨大フィヨルド内を遊覧し、美しい氷河や氷壁の景色を堪能します。
    ●起伏に富んだ山々、氷山、氷冠、深く刻まれた渓谷、 帯状の岩層が露わな崖、目が回るほどに高い岩壁、巨大氷河、氷河壁、ツンドラ地帯など、豊かな自然景観を味わいます。流氷観察の機会も期待されます。
    ●ホッキョクグマ、ホッキョクギツネ、スバールバルトナカイ、セイウチ、ヒゲアザラシ、ゼニガタアザラシ、フルマカモメ、キョクアジサシ、ミツユビカモメ、ケワダガモ、ウミバト、シロナガスクジラ、ミンククジラ、シャチなど、様々な野生動物との出会いが期待されます。
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Cruise Schedule

クルーズスケジュール

2024年6月16日
スピッツベルゲン ロングイヤービエン
乗船:2024年6月16日 午後4時~午後5時
出港:2024年6月16日 午後6時

ノルウェー領スバールバル諸島の首都、ロングイヤービエンは、スバールバル諸島最大の島であるスピッツベルゲン島に位置しています。地域行政府が置かれる世界最北端の町です。冬の気温が-40度を下回る、かつて炭鉱で栄えたこの町には、ただ息をのむほどに美しい景色が広がっています。青い氷河、見渡す限りの山々、手付かずの自然。ここを訪れれば、完全なる未踏の地に辿りついたという実感を得ることでしょう。

2024年6月17日
ホーンスン

太古の氷河と侵食された山々に囲まれたスピッツベルゲン島は、「北極圏ノルウェーの冠」として知られ、白夜の時期は夜がありません。船は自然豊かな素晴らしいこの島にあるホーンスンフィヨルドを訪れます。スバールバル諸島の最も南に位置するホーンスンフィヨルドは、島々にあるフィヨルドの中で随一の美しさを誇ります。広大な湾の端に8つの大きな氷河が海へと流れ込み、その先に広がる冷たく神秘的な海には、数多くの氷山が優雅に漂います。

2024年6月18日
スピッツベルゲン ベルスンフィヨルド
到着:2024年6月18日
出港:2024年6月18日

ノルウェー沿岸部から北極を目指した最初の探検家や、野生動物とその毛皮を探し求めた多くの毛皮商の足跡をたどり、船はベルスンフィヨルドへと向かいます。二手に分かれたフィヨルドは緑豊かな谷を形成し、そこには目を見張るほど多種多様な野生動物が暮らしています。まるで時が止まったかのような大自然に囲まれ、心を解き放つ特別な時間をお過ごしください。

2024年6月19日
流氷の浮かぶ海を航海

船は限界まで流氷に接近します。天候と氷の状態がよければ、ゾディアック・ボートに乗りこみ、分厚い氷が浮かぶ北極の海をクルージングします。北極ならではの体験です。時に厚さが2メートルを超えることもある青い氷の世界をボートで進めば、氷の状態にはよりますが、様々な鳥やアザラシ、ホッキョクグマなどの野生動物と出会うチャンスがやってくることもあります。

2024年6月20日
スピッツベルゲン モーケヤネ
到着:2024年6月20日
出港:2024年6月20日

モーケヤネ群島は、海岸に大量の流木(ウッド)が打ち寄せることからその名がつけられたウッドフィヨルドに囲まれた小さな島々です。この島々は、ボックフィヨルドとリーフデフィヨルドが出会う地点にあり、リーフデフィヨルドの奥には、スピッツベルゲンで最も美しい氷河のひとつであるモナコ氷河が広がっています。モーケヤネの小さな島々の間を進む船からは、最も長距離の渡りをする鳥として知られるキョクアジサシの姿を捉えることができるでしょう。その卵を狙って、ホッキョクグマがやってくることもあります。

2024年6月20日
スピッツベルゲン モナコ氷河
到着:2024年6月20日
出港:2024年6月20日

スバールバル諸島の北西に位置するモナコ氷河は、おそらくスピッツベルゲン島で最も美しく壮麗な姿をたたえる氷河のひとつです。海洋学者として多くの功績を残したモナコ公国のアルベールⅠ世にちなんで名付けられました。モナコ氷河は北緯80度以南にある最後の氷河であり、青みを帯びた氷の壁がフィヨルドにせり出し、堂々とした姿を見せます。氷が割れ、透明な水面に滑り落ちる音を想像してみてください。魔法のような景色をさらに彩るかのように、モナコ氷河周辺の環境を特に好むホッキョクグマやクジラを目撃できるチャンスが訪れることもあります。

2024年6月21日
スピッツベルゲン ラウドフィヨルド
到着:2024年6月21日
出港:2024年6月21日

ラウドフィヨルドは、「赤いフィヨルド」を意味します。赤い砂岩の山々が周囲を囲むことから、その名が付けられました。20キロにわたり続くこのフィヨルドの西側には、浅い入り江がいくつも点在し、美しい氷が様々な形状で広がっています。スピッツベルゲンで指折りの景色です。ラウドフィヨルドの先端は二手に分かれ、幅3キロにわたる美しいショヴォー氷河とラウドフィヨルド氷河に至ります。東のブルセネセット湾にあるアリスハムナ海岸には、狩猟者や漁師、探検家たちが何世紀にもわたり足を運びました。1927年にスウェーデンの狩猟者が建てた、「ラウドフィヨルドヒッタ」と呼ばれる狩猟小屋が現在も残り、当時の様子を今に伝えます。

2024年6月21日
スピッツベルゲン スメーレンバーグ
到着:2024年6月21日
出港:2024年6月21日

スヴァールバル諸島の最北西、海洋と北極圏の影響が交わる海域に、アムステルダム島があります。 その南側にあるスメーレンバーグには、かつてオランダの捕鯨基地がありました。急斜面の丘や平原、湖や潟を見ながら、船はアサンディ海岸に停泊します。流木が散らばり、鯨油を抽出するために鯨の脂肪を煮溶かした釜が今も残るこの場所は、スピッツベルゲン諸島で最も重要な遺跡のひとつとなっています。捕鯨の最盛期には 200人がここで働き、中には亡きあともこの地に眠る人もいます。

2024年6月22日
スピッツベルゲン ニーオーレスン
入港:2024年6月22日
出港:2024年6月22日

船はかつての炭鉱の町から科学研究拠点へと変貌を遂げたニーオーレスンを訪れます。1916年に設立されたこの町から、著名なノルウェーの探検家、ロアール・アムンセンをはじめ多くの探検家が北極を目指し出発しました。世界の最果てと言われる博物館と郵便局へもぜひお立ち寄りください。

2024年6月22日
コングスフィヨルド(キングス湾)
到着:2024年6月22日
出港:2024年6月22日

かつて炭鉱で賑わったニーオーレスンの町に程近いキングス湾に船は入り、スバールバル諸島で最も美しいフィヨルドのひとつと言われるコングスフィヨルド(「王のフィヨルド」の意)へと進みます。そこは壮大な景色への入り口です。互いに美しさを競い合うかに見える見事な氷山が浮かぶ水面に、雪を頂く山々がその姿を映しだす絶景は、誰もが写真を撮らずにはいられない景色です。アザラシ、トナカイ、カオジロガン、ハジロウミバトなどの野生動物も、この特別な場所に集まってきます。フィヨルドの端には、「王の氷河」を意味するコングス氷河と3つの独特な岩場が織りなす景色が待ちうけています。これらの岩場にはそれぞれ、スカンジナビアの3ヵ国にちなみ、“Svea”(スウェーデン)、”Dana”(デンマーク)、”Nora”(ノルウェー)の名前が付けられています。

2024年6月23日
ロングイヤービエン
入港:2024年6月23日 早朝
下船:2024年6月23日 午前8時


ロングイヤービエンで航海は終了します。

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