カリブの美と歴史をめぐる旅

カリブの美と歴史をめぐる旅

フォールドフランス乗下船
ポナンの船で、西インド諸島をめぐる13日間のクルーズに出発しませんか?フォールドフランスを出港して穏やかなカリブ海を周遊し、息をのむほどに美しい島々で様々な史跡や建築遺産を探訪します。
経験豊富なダイビング・インストラクターがクルーズの全行程にわたり乗船し、スイミングやスキューバダイビングを安全にお楽しみいただくためのお手伝いをします。
船は最初にアンティグア島を訪れます。イギリス統治時代の面影とクレオール文化が融合し、絵葉書に描かれるような美しい風景と独特の雰囲気が魅力です。
そして、フランスとオランダが島の半分ずつを領土とする小さな国際島、サン・マルタン島に寄港します。
次に向かうのは、60余の島々からなるイギリス領バージン諸島です。そのほとんどが無人島ですが、このクルーズでは有人の小島、ヨスト・ヴァン・ダイク島を訪れ、美しい砂浜で静かに海を楽しむ時間を過ごします。
その後、“Nature Island”(「自然の島」)として知られる美しい島国、ドミニカの景色を堪能し、セントルシアへと向かいます。海面に2つの岩山が切り立つ特徴的な景色が広がり、その豊かな自然環境はユネスコ世界遺産に登録されています。
セントルシアを出ると、セントビンセント・グレナディーンを訪れます。西インド諸島随一の美しさを誇るサンゴ礁からなる島々で、周辺の海には様々な海洋動物が暮らし、波が打ち寄せる美しい入り江の風景も見事です。
船はフォールドフランスの港へと戻り、カリブの海をめぐる素晴らしいクルーズは幕を閉じます。
High Lights
クルーズマップ

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●地形や豊かな植物が生育する、楽園のような西インド諸島の島々を訪れます。
●マルティニーク、アンティグア、サン・マルティン、ヨスト・ヴァン・ダイク、セントニッツ(セントクリストファー)、グアドループ、ドミニカ、セントビンセント・グレナディーン、セントルシアの9つの島を1つのクルーズでめぐります。
●アンティグアの海軍造船所、セントニッツ(セントクリストファー)のブリムストーン・ヒル要塞国立公園、ドミニカのモルヌ・トロワ・ピトン国立公園、セントルシアのピトン管理地域の4つの世界遺産を訪れます。
●豊かな海に暮らすウミガメ、バラクーダ、イセエビ、ブダイなど、様々な海洋動物との出会いがあるかもしれません。
●白浜の見事な景色が続くイギリス領バージン諸島を探索します。
●ドミニカでは、カブリッツ国立公園とシャーリー砦を訪れます。
●メイルー島のプライベートビーチで一日を過ごし、バーベキューも予定しています。
●キングスタウンでは、広大な植物園を訪れ、スフリエール火山の景色を見ながら進むカタマランヨットでのクルージングを予定しています。
●澄み切った海で泳いだりシュノーケリングを楽しんだりする機会が数多く訪れます。
●経験豊かなインストラクターの指導の下、ダイビング(PADI Open Water Diverまたはそれに準ずるレベル)の機会があるかもしれません。
Cruise Schedule

2024年1月8日
フォール ド フランス
乗船:2024年1月8日 午後4時~午後5時
出港:2024年1月8日 午後9時
マルティニーク島の西海岸に位置するフォール ド フランスは、世界で最も美しい湾の一つと言われています。まるで海岸線を切り取ったかのようなその壮麗な景色に魅了されることでしょう。湾の入り口では、海に細長く突き出た岬に立つサン・ルイ要塞が、マルティニークの街を見下ろしています。要塞に登れば、息をのむほどに美しいカリブ海とフォール ド フランスの街並みが一望できます。旧市街に立つサン・ルイ大聖堂とショルシェール図書館は、この街の歴史を語る建造物であり、島が経験した様々な出来事と密接に関連しています。カラフルな彩りが美しいマーケット、グラン・マルシェでは、フレッシュなココナツジュースで喉を潤してください。街の中心にあるバラタ・ガーデンとエメ・セゼール公園は、一息つくのにぴったりの心地よいスポットです。

2024年1月9日
アンティグア
到着:2024年1月9日 正午
出港:2024年1月9日 夕方
白浜と緑溢れる熱帯林に囲まれた島、アンティグア。英連邦加盟国であるアンティグア・バーブーダを構成する二つの島の一つで、より面積が広いのがこのアンティグア島です。絵葉書のように美しいこの島では、公用語として英語が用いられ、イギリス発祥のスポーツであるクリケットが高い人気を誇ります。どちらもイギリス統治時代の名残です。島の南側に広がる急峻な斜面からは、イングリッシュ・ハーバーや世界遺産である18世紀建造のアンティグア海軍造船所、そして南米・カリブ海地域の先住民族アラワクの人々が最初に定住した場所であるインディアン・クリークの素晴らしい景色を望みます。東にはシートンズと呼ばれる村があります。エイが泳ぐ澄み切った海は、シュノーケリングに最高のポイントです。

2024年1月10日
マリゴ
到着:2024年1月10日 早朝
出港:2024年1月10日 夕方前
カリブ海の北東に浮かぶサン・マルタン島のフランス領、その西海岸に位置するマリゴには、素晴らしい発見が待ち受けています。通りには、19世紀に建てられたクレオールの伝統家屋が軒を連ね、その一部は高級ブティックやアーティストのアトリエとして使われています。マリゴ湾とアンティグアを望む要塞、フォール・ルイは、シンプソン・ベイ・ラグーンとその周囲を囲む緑豊かな小さな山々の見事な景色を堪能するのに理想的なスポットです。散歩がお好きな方には、フォール・ルイ・マリーナからマーケットを通るルートを歩けば、まるで絵に描いたように美しいこの街ののどかな暮らしぶりを十分に体感することができるでしょう。

2024年1月11日
ヨスト・ヴァン・ダイク
到着:2024年1月11日 早朝
出港:2024年1月11日 夕方
イギリス領バージン諸島の真珠と言われるヨスト・ヴァン・ダイク島を訪れます。この島名は、かつてこの島を拠点とした恐ろしいオランダの海賊に由来しています。小高い山が多いこの島には、自然がそのままに残る静かで美しいビーチが続き、海風がココナツの木を優しく揺らします。澄み切った海に囲まれた楽園のようなこの島で、ホワイト・ベイ・ビーチの活気ある雰囲気をお楽しみください。島には、写真愛好家にとって嬉しいことに、イグアナやマングース、ペリカンやアオサギなどの野生動物が生息しています。

2024年1月12日
セントキッツ(セントクリストファー)島サウス・フライアーズ湾
到着:2024年1月12日 早朝
出港:2024年1月12日 夕方
セントニッツ(セントクリストファー)島の半島沿いに広がるサウス・フライアーズ湾には、この島の人々が愛する砂浜が連なります。黄金色に輝くビーチは、日光浴を楽しむのにぴったりなスポットです。また、島の歴史を探訪することもできます。ユネスコ世界遺産に登録されているブリムストーン・ヒル要塞国立公園には、イギリス軍が建設した要塞が残り、17世紀から18世紀にかけての軍事施設を代表する建物となっています。公園から望む海岸沿いの景色も格別です。

2024年1月13日
レ サント諸島
到着:2024年1月13日早朝
出港:2024年1月13日夜
1493年、カトリック教の記念日である”All Saints’ Day”(諸聖人の日)の祝日に、クリストファー・コロンブスは9つの島からなるレ・サント諸島を発見し、”The Saints”(フランス語でLes Saintes)と名付けました。現在、人が暮らすのは二島のみです。東にあるテール=ド=オー島にそびえるモルネ・ミレ丘には、その頂上にポレオン要塞が立ち、島の歴史を称えています。イグアナが住みサボテンが生育する植物園からは、世界で最も美しい湾の一つと言われるサンテ湾の格別な景色を望みます。錨を下ろすことが禁じられているポンピエールは、長い砂浜に木陰が続き、のんびりと泳ぐのにぴったりの静かな場所です。パン・デ・シュークレの砂浜では、素晴らしいシュノーケリング体験が待ち受けています。島の名物であるココナツケーキ、「トゥーマ・ダムール」を味わうこともお忘れなく。

2024年1月14日
ポーツマス
到着:2024年1月14日 早朝
出港:2024年1月14日 夕方
山がちな地形に広大な熱帯林、温泉に河川、壮大な滝の数々。ドミニカはカリブ海で最も自然豊かな場所です。国立公園が自然を守るこの島は、世界的にはあまり知られていませんが、グアドループ島とマルティニーク島に挟まれ、訪れる人を冒険と探検にいざなう魅力に満ちています。滞在中、生い茂るマングローブ林と、そこで複雑に絡み合うツルやシダ、森林樹、無数の根の間を流れるインディアン川の見事な自然景観をご堪能ください。自然の不思議と神秘を体感するまたとない時間となることでしょう。

2024年1月15日
ピジョン島
到着:2024年1月15日 早朝
出港:2024年1月15日 正午
セントルシアと砂の道で繋がるピジョン島は、1979年以来、国立公園に指定されています。手付かずの美しい自然が広がるこの島では、熱帯植物の間を抜け、美しい木々が林立する庭園を歩く散歩を楽しむことができます。島の南側には、澄み切った水が打ち寄せる小さなビーチが二つあり、それぞれの美しさに魅了されることでしょう。シュノーケリングを楽しまれる方は、半島の海岸線をなす岩場沿いで、様々な生き物が暮らす水中の世界を存分に探索してください。穏やかで美しいこの島は、くつろぎというシンプルな悦びを与えてくれます。

2024年1月15日
スフリエール
到着:2024年1月15日昼過ぎ
出港:2024年1月15日夜
セントルシアのかつての首都、スフリエールは、息をのむほどに素晴らしい景色が広がる湾の奥に位置し、様々な魅力に溢れた街です。海岸にそびえる双子の火山島、ピトンズがよく知られています。植物が豊かに生い茂るダイアモンド・フォールズ・ボタニカル・ガーデンズに足を運べば、ミネラル豊富な温泉の癒しが待っています。湾の北端にある砂浜では、海へと沈み込む崖の麓に広がるウミウチワが織りなす見事な「庭園」を探索できます。

2024年1月16日
メイルー島
到着:2024年1月16日 早朝
出港:2024年1月16日 深夜
セントビンセント・グレナディーン諸島には、美しい砂浜が広がる楽園のような島々が多くあり、メイルー島はその一つ、そして最も小さな島です。穏やかでのんびりとした雰囲気は、喧騒とは程遠く、訪れる人にくつろぎを与えてくれます。海岸には、設備の充実したビーチがあります。日陰でリラックスしたり、シュノーケリングを体験するのもよいでしょう。湾全体に広がる岩場を彩るサンゴ礁には、色とりどりの魚が泳ぐ姿が見られます。

2024年1月17日
トバゴ諸島
到着:2024年1月17日 早朝
出港:2024年1月17日 夕方近く
西インド諸島の南に位置するセントビンセント・グレナディーンのトバゴ諸島には、ペティ・ラモー、ペティ・バトー、バラダル、ペティ・タバ、ジェムスビーの5つの小島があります。これらはいずれも無人の島で、海洋公園に指定されています。島々を囲むターコイズブルーのラグーンは、悠々と泳ぐアオウミガメをはじめとする貴重な海洋動物が安全に暮らす場所となっています。島々を取り囲むサンゴ礁が繋ぐ静かな島々は、ダイビング、スイミング、シュノーケリングを楽しむ人々にとっての楽園です。

2024年1月18日
ベキア島ポート・エリザベス
到着:2024年1月18日 早朝
出港:2024年1月18日 深夜
カリブ海の真ん中に浮かぶベキア島は、セントビンセント及びグレナディーン諸島の32ある島々の中で二番目に大きな島です。その中心街であるポート・エリザベスは活気に溢れ、心地よい雰囲気が魅力です。港からは、美しい伝統家屋や庭園、小さなレストランが連なる遊歩道が海岸に沿って延びています。この道は、プリンセス・マーガレット・ビーチへと繋がっています。かつて、イギリスのマーガレット王女が実際に訪れたビーチで、熱帯林に始まり海へと延びる砂浜です。熱帯林から緑豊かな草地、そして長く続く砂浜まで、ベキア島には、散歩をしたり海辺でのんびりと時間を過ごしたりするのにぴったりな自然環境があります。

2024年1月19日
キングスタウン
入港:2024年1月19日 早朝
出港:2024年1月19日 夕方
首都をキングスタウンに置くセントビンセント・グレナディーンは、1979年にイギリスから独立し、現在は英連邦加盟国の一つとなっています。32ある島々の中には、マスティク島のように人が暮らす島もあれば、トバゴ諸島のような無人島もあります。いずれの島も、澄み切った穏やかな海と、世界でも指折りのシュノーケリング・ダイビングスポットがあることで知られています。キングスタウンのボタニカル・ガーデンズは西半球で最も古い植物園で、訪れる価値があります。島々を一望するシャーロット要塞も見逃せません。セントビンセント島の北端にそびえ立つのは、活火山であるスフリエール山です。たびたび噴火を繰り返し(最近の噴火は2021年4月)、周辺には溶岩が流れ出し、灰が降り注ぎます。

フォール ド フランス
入港:2024年1月20日 早朝
下船:2024年1月20日 午前7時
カリブ海に浮かぶ美しい島々と歴史遺産をめぐった船は、フォール ド フランスに再び入港し、下船の時を迎えます。
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