コルシカ島とイベリア半島の海岸をたどる

コルシカ島とイベリア半島の海岸をたどる

ニース乗船 / バルセロナ下船
ル ブーゲンビルでニースを出港し、西地中海を巡る船旅へ。歴史に彩られた町から息を呑むほど美しい島々まで、心を揺さぶる体験がつまった8日間のクルーズはきっと忘れられない体験となることでしょう。
コルシカ島最初の寄港地はサン・フロラン。カップ・コルス山脈とアグリアート砂漠の下に美しい風景が広がり、絵葉書のような佇まいを与えています。
そこから、バラーニュ地方の中心にあるカルヴィへと向かいます。険しい山々を背後に、ターコイズブルーの海の荘厳な海岸沿いに広がるこの街は、野性味あふれる本物のコルシカを見せてくれます。
その後、ル ブーゲンビルはコルシカ島南端の宝石、ボニファシオへ。風と水しぶきによって形作られた、天然の要塞である「見張りの街」。旧市街で石畳の長い路地を歩けば、この街の歴史を感じることができるでしょう。
さらに、スペイン・バレアレス諸島のなかでも保全状態がよいメノルカ島に寄港します。島の首都マオーは長い歴史を誇り、長さ6キロメートルの港は地中海最大規模です。
バレアレス諸島の宝石の1つ、パルマ・デ・マヨルカに寄港。地中海の澄み切った水の上に砂粒のように浮かぶ、魅力的で絵画のように美しい4つの島で知られます。続いて、偉大な建築群が待つバレンシアへ。
ル ブーゲンビルは下船港バルセロナへ向かい、クルーズは幕を閉じます。
High Lights
クルーズマップ

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●イベリア半島、バレアレス諸島、コルシカ島を巡る地中海クルーズ。文化探訪と息を呑むような美しい景色を満喫
⚫島から島へ、西地中海の宝物を巡る旅
⚫ユネスコ世界遺産:アントニ ガウディの作品群、バルセロナ(下船港)のカタルーニャ音楽堂とサン パウ病院、バレンシアの絹の商品取引所ラ ロンハ ラ セダ。
⚫バレアレス諸島のマオーと、州都パルマ デ マヨルカを訪問
⚫ボニファシオ、カルヴィ、サン フロランの 3 つの寄港地で 「美しき島」コルシカを堪能
Cruise Schedule

2023年8月21日
ニース(フランス)
乗船:2023年8月21日午後4時〜5時
出港:2023年8月21日午後7時
フランス コートダジュールの中心都市、ニース。丘の上の円形競技場は、周囲の山々に風から守られています。海岸遊歩道プロムナード デ ザングレを散策し、アンジュ湾を臨み並べられた有名な青い椅子に腰掛けてみるのもいいでしょう。コリーヌ ド シャトーの丘も散歩に最適。旧市街に入れば、メインストリートのサレヤ通りには賑やかなマーケットが立ち並び、地元の特産品が売られています。

2023年8月22日
コルシカ島サン フロラン(フランス)
入港:2023年8月22日早朝
出港:2023年8月22日夕方
サン フロランは、円形建築の城塞が湾を見下ろすように建つジェノヴァの古都。地中海の最も美しい湾のひとつ、サン フロラン湾の内側に位置しています。オートコルスの山なみとアグリアート砂漠の間に位置するこの漁村は、現在では有名なシーサイド リゾートとなっています。周囲から孤立し、手付かずの自然が残る地域に抱かれた、宝石のような街。きめ細かな砂を敷き詰めたビーチの前には、ターコイズブルーの濃淡がまばゆい海が広がり ます。湾の西端には 16 世紀、ジェノヴァ共和国領であった時代に侵略者を防ぐために建てられたモルテッラの塔がそびえ立ち、街の見張りをしています。コルシカ島の海岸に点在する多くの塔と同様に、この塔はコルシカ島の象徴として親しまれています。 この寄港地では、オプションのエクスカーションをご用意しております。

2023年8月23日
コルシカ島カルヴィ(フランス)
入港:2023年8月23日早朝
出港:2023年8月23日夕方
コルシカ島の北西に位置するカルヴィは、サファイア色の 2 つの湾の間にある白亜の港です。バラーニュ地方の首都であるこのジェノヴァの都市は、中央山脈の急峻な地形、肥沃な丘陵、長い砂浜という、類まれな自然環境に恵まれています。15 世紀の聖地跡に 19 世紀に建てられたノートルダム ド ラ セラ礼拝堂の岬からは、海辺、山、カルヴィ城塞の絶景パノラマを見渡すことができます。さらに少し西に進むと、より保全状態のよいロヴェラタ半島を見るができます。 この寄港地では、オプションのエクスカーションをご用意しています。

2023年8月24日
コルシカ島ボニファシオ(フランス)
入港:2023年8月24日朝遅め
出港:2023年8月24日午後遅め
コルシカ島の最南端にあるボニファシオは、地中海のターコイズブルーの海に突き出した、細い岬の上に位置しています。風によって削られた白い石灰岩の崖を鑑賞したら、文化財を巡るツアーに出発しましょう。歴史あるオートヴィル(旧市街)の小さな舗装された通りから、中世の城壁通路のオープンエアーのプロムナードまで。この魅力的な町を歩けば、タイムスリップした気分になれることでしょう。多くの人が訪れるビーチも、ひっそりとしたビーチも、「美の島」コルシカ島の高い基準を満たす数多くのビーチから選ぶことができます。 この寄港地では、オプションのエクスカーションが2つあります

2023年8月25日
終日航海
洋上で過ごす一日です。船内の様々なサービスやアクティビティを存分にお楽しみください。スパでゆったりリラックスしたり、フィットネスセンターで汗を流すこともできます。季節によっては、船上のプールで泳いだり、日光浴を楽しむのもよいでしょう。洋上の時間は、船内で催される勉強会やショーに参加する機会でもあります。ショッピングをお好みであれば船内のブティックへ。船内には、ポナン専属のフォトグラファー専用のスペースもあります。写真がお好きであれば、旅先の絶景を知るフォトグラファーを訪ねるのもおすすめです。大海原の景色を味わうには、船のデッキへ。美しい波のショーをお楽しみいただき、運がよければ、海洋動物たちの姿をキャッチできるかもしれません。魅力あふれる洋上の「休息」時間を、様々なおもてなしをお楽しみいただきながら、のんびりと快適にお過ごしください。

2023年8月25日
バレアレス諸島マオー(スペイン)
入港:2023年8月25日午後早め
出港:2023年8月25日夕方
街を散策すれば、カラフルな家々、狭い路地、可愛らしい広場が迎えてくれます。マオーは、モニュメント、ヴィラ、白壁の建物など、地域によって雰囲気が異なり、その豊かなコントラストが魅力。18 世紀に再建されたネオ ゴシック様式建築のサンタ マリア教会を訪れてみてください。3,000 本以上のパイプと4つの鍵盤を持つ巨大なオルガンは必見。カルメ ン教会の周辺には、もとは農民が作っていたメノルカ島特有のサンダルのアヴァルカを売る店がたくさんあります。この地中海の宝物のような島の、魔法のような魅力に浸ってください。

2023年8月26日
バレアレス諸島パルマ デ マヨルカ(スペイン)
入港:2023年8月26日早朝
出港:2023年8月26日午後遅め
パルマ デ マヨルカには、数々の宝物が詰まっています。のどかな入り江、どこまでも明るく青い地中海に突き出した荘厳な石灰岩の崖、アーモンドやオリーブの木々、ブドウ畑が広がる広大な平野。バレアレス諸島の州都パルマ デ マヨルカに寄港したら、有名な大聖堂をはじめとしたこの島を象徴するモニュメントや、古い街並みを散策してみては。まるで、島の歴史的遺産を背景に、地中海の活気と温かい国際的な雰囲気を持つ街が描かれた絵画 のような風景が広がります。

2023年8月27日
バレンシア(スペイン)
入港:2023年8月27日早朝
出港:2023年8月27日午後中頃
スペイン バレンシア、芸術と科学の街。この街には 2 つの鼓動が脈打っています。1つはモダンでアバンギャルド、未来的と言ってもいいほど。もう 1 つはよりローカルで伝統的、ノスタルジック。バレンシアは、地中海の大都市としての気質を持ち、広い大通りが旧市街 のまわりをめぐっています。様々な建築様式が調和のもとに共存していますが、とりわけ 21世紀の要素が色濃く見られます。クリスタルブルーのプールに浮かび上がるアゴラ会議センターを含む芸術科学都市は、未来都市の様相を見せています。

2023年8月28日
バルセロナ(スペイン)
入港:2023年8月28日早朝
下船:2023年8月28日午前7時
モンジュイック山とティビダボ山に挟まれた海辺に位置するバルセロナは、伝統とモダニズムが見事に融合した街。多くの観光客を魅了してやみません。ローマ時代の遺跡、中世の街並み、20 世紀のアバンギャルドな要素が融合したこの「並外れた都市」は、芸術の宝庫であり、まさに野外博物館そのもの。時代を超え、ピカソ、ミロ、ガウディといった偉大な芸術家たちがこの街を彩ってきました。ガウディの作品のほとんどが、ユネスコの世界遺産 に登録されています。ランブラス通りを散策し、カタルーニャ州都の穏やかで地中海らしいライフスタイルを楽しんでみては。
STATEROOM