ニュージーランド南島とチャタム諸島を訪ねて

ニュージーランド南島とチャタム諸島を訪ねて

ダニーデン[ニュージーランド]乗船 / ウェリントン[ニュージーランド]下船
客船ル ラペルーズでニュージーランド南島の東海岸を巡る8日間のクルーズです。手付かずの自然が残る世界でも非常に珍しい環境で、野生動物たちと出会い、素晴らしい自然景観を探索します。
ダニーデンを出港したル ラペルーズは、美しいオタゴ半島に沿って航海し、かつての火山の噴火口に水が入り込んで形成された湾に位置するアカロアへと向かいます。マオリ、フランス、ヨーロッパそれぞれの文化遺産を体感することができるユニークな街です。
東へと進むと、チャタム諸島がその姿を現します。人影のないビーチから豊かな緑に彩られた黄土色の断崖にいたるまで、息をのむほどに美しい景色が待ち受けています。8千万年の歴史を持つこの群島には、10の島があります。豊富な専門知識を持ち、旅に情熱を注ぐエクスペディションリーダーの案内で、これらの島々固有の様々な鳥類や植物を観察します。
その後、船は南島の東海岸へと航海します。山々が連なるカイコウラ半島を目指し進めば、ニュージーランドの豊かな生物多様性を実感することができます。
ニュージーランドの首都ウェリントンがクルーズの終着点です。ウェリントンは、太古から続くマオリ文化が息づく街であり、ニュージーランド国立博物館(テ・パパ・トンガレワ)には、マオリの歴史と文化を伝える様々な収蔵品が展示されています。伝統と現代文化が調和した街であり、夜はナイトライフを楽しむ人々で賑わいます。
ここに紹介する野生動物との出会いはあくまで可能性であり、約束されたものではありません。
High Lights
クルーズマップ

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●美しいパノラマの景色から手付かずの生物多様性まで、ニュージーランド南島の大自然を発見する、全く新しいエクスペディションクルーズです。
●エクスペディションチームの案内の下、ゾディアックボートによるクルージングや上陸観光を予定しています。
●ニュージーランド本土から離れたチャタム諸島を探索します。8千万年の歴史を持ち、固有種の鳥が多く暮らす島々です。
●かつてフランス移民が入植したアカロアの歴史地区を訪れ、また、数千年前の火山の噴火によって形成された美しい入り江の景色を堪能します。
●ゾディアックボートに乗って、専門知識豊富なエクスペディションリーダーと共に歴史と文化を知り、豊かな野生動植物について学びます。
Cruise Schedule

2024年2月22日
ダニーデン
乗船:2024年2月22日午後4時~午後5時
出港:2024年2月22日午後6時
ニュージーランド最古の都市ダニーデンは、スコットランド移民によって開拓された街であり、「ニュージーランドのエジンバラ」とも呼ばれます。南島の南東部に位置するこの街は、誇り高いスコットランドの面影を今日も色濃く残しています。この街には、南半球でも特に保存状態の良いビクトリア建築とエドワード建築の建造物が並びます。北西部のシルバーピークスは内陸の丘陵地帯で、まるで絵に描いたようなその美しい景観が、ダニーデンの街を囲んでいます。市内にあるオタゴ半島には、国際的にも有名な野生動物保護区があり、ニュージーランド本土唯一のキタシロアホウドリの営巣地があります。

2024年2月23日
アカロア
入港:2024年2月23日
出港:2024年2月23日
美しい港アカロアには、数々の船が停泊します。バンクス半島に位置するクライストチャーチまで、車で約90分の距離にあります。ニュージーランド南島の東海岸に位置するクライストチャーチは、この国で二番目に大きな都市です。街のニックネーム、「ガーデン・シティ」の由来となっている、市内に数多くある公園やガーデンを訪ねれば、この街のおおらかな雰囲気を存分に感じることができるでしょう。2010年と2011年に、クライストチャーチは大規模な地震を経験しました。カテドラル・スクエアを散策すれば、二度の地震の後、この街がどのように復興し変貌を遂げているのかを目にすることができます。国際南極センターやクライストチャーチ・ゴンドラなど、常に人気の施設もあり、また、期間限定のカフェやカードボード・カテドラル(紙の大聖堂)、地域のアートプロジェクトなどは、市民が持つ復活力を示すものとなっています。

2024年2月24日
終日洋上
洋上で過ごす一日です。船内の様々なサービスやアクティビティを存分にお楽しみください。スパでゆったりリラックスしたり、フィットネスセンターで汗を流すこともできます。季節によっては、船上のプールで泳いだり、日光浴を楽しむのもよいでしょう。洋上の時間は、船内で催される勉強会やショーに参加する機会でもあります。ショッピングをお好みであれば船内のブティックへ。船内には、ポナン専属のフォトグラファー専用のスペースもあります。写真がお好きであれば、旅先の絶景を知るフォトグラファーを訪ねるのもおすすめです。大海原の景色を味わうには、船のデッキへお上がりください。美しい波のショーをお楽しみいただき、幸運に恵まれれば、海洋動物たちの姿をキャッチできるかもしれません。魅力あふれる洋上の「休息」時間を、様々なおもてなしをお楽しみいただきながら、のんびりと快適にお過ごしください。

2024年2月25日~2024年2月26日
チャタム諸島
入港:2024年2月25日
出港:2024年2月26日
ニュージーランド南島から800メートル東の海に浮かぶチャタム諸島は、美しい自然景観と人々の興味をかきたてる歴史の数々、豊かな野生植物、そして温かいおもてなしで知られています。約10の島々が直径約60キロメートルの範囲に点在しており、そのうち最も面積が広いのはチャタム島とピット島の2つです。チャタム諸島に最初に暮らしたのは、マオリと同じくポリネシアに起源を持つモリオリ族の人々で、島々をモリオリ語で「おぼろな空」または「おぼろな太陽」を意味する”Rehoku”(レホク)と名付けました。次に、アザラシ猟と捕鯨を行うヨーロッパ人が島に入り、その後この地域に定住したニュージーランドのマオリ族が、島々をマオリ語で”Wharekauri”(ワレカウリ)と名付けました。チャタム諸島に広がる自然環境のほとんどは、マンゲレ島やランガティラ島(サウス・イースト島とも呼ばれる)といった、保全を目的に設けられたエリア毎に保護されています。ランガティラ島は、珍しい鳥類が集まる世界最高の島の一つと言われ、特に固有種であるブラック・ロビン(チャタムヒタキ)や何百万という数のヒメウミツバメ、ハイイロミズナギドリ、ヒロハシクジラドリが営巣することで知られています。船は午前中にチャタム諸島に到着し、その後の一日を島々で過ごします。島々の素晴らしさを、ゾディアックボートによるクルージングで存分に味わいます(催行は天候によります)。夜に島々を後にして、チャタム諸島の南西に浮かぶバウンティ諸島に向かいます。

2024年2月27日
終日洋上
洋上で過ごす一日です。船内の様々なサービスやアクティビティを存分にお楽しみください。スパでゆったりリラックスしたり、フィットネスセンターで汗を流すこともできます。季節によっては、船上のプールで泳いだり、日光浴を楽しむのもよいでしょう。洋上の時間は、船内で催される勉強会やショーに参加する機会でもあります。ショッピングをお好みであれば船内のブティックへ。船内には、ポナン専属のフォトグラファー専用のスペースもあります。写真がお好きであれば、旅先の絶景を知るフォトグラファーを訪ねるのもおすすめです。大海原の景色を味わうには、船のデッキへお上がりください。美しい波のショーをお楽しみいただき、幸運に恵まれれば、海洋動物たちの姿をキャッチできるかもしれません。魅力あふれる洋上の「休息」時間を、様々なおもてなしをお楽しみいただきながら、のんびりと快適にお過ごしください。

2024年2月28日
カイコウラ
入港:2024年2月28日
出港:2024年2月28日
ニュージーランド南島に位置する小さな港町、カイコウラ。多種多様な野生動物が暮らす自然豊かな保護区の中心部にあり、南太平洋と雪をいただくカイコウラ山脈の間に位置しています。半島の石灰岩層が美しい景観を作り出し、海岸近くには、クジラやイルカ、アザラシやオットセイなど数多くの海洋哺乳類や海鳥の姿が見られます。約千年にわたり、先住民族マオリが暮らした地であり、18世紀から20世紀初頭にかけては、岩がちな海岸線は、クジラを探し求める捕鯨者の見張り場の役割を果たしました。

2024年2月29日
ウェリントン
入港:2024年2月29日早朝
下船:2024年2月29日午前7時
ウェリントン湾は、ニュージーランド北島の最南端、緑が美しいなだらかな丘の麓に位置しています。首都ウェリントンは、伝統文化と現代の文化が交じり合い、その雰囲気は和やかでありながらアバンギャルド。独特の魅力が感じられる街です。大規模な博物館、ニュージーランド国立博物館テ・パパ・トンガレワのように、ウェリントンのマオリの歴史を伝える施設もあれば、多くのカフェやレストランのように、日々を情熱的に生きる人々の願いを叶える施設もあり、訪れる人にとって様々な魅力に溢れています。
STATEROOM
客室
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