ニュージーランド フィヨルドランドを訪ねて

ニュージーランド フィヨルドランドを訪ねて

ウェリントン乗船 / ダニーデン下船
ラグジュアリー探検船ル ソレアルで、ニュージーランド南島の美しい自然遺産を訪ねるクルーズです。
旅はウェリントンから始まります。ここは、創意溢れる洗練されたフードシーンと美しい湾で知られる街です。港を出た船は、野生動物の宝庫として有名なカイコウラとアカロアへと向かいます。
船は、ユネスコ世界自然遺産に登録されているテ・ワヒポウナムの一部、フィヨルドランド国立公園を訪れます。ここに、ダスキー・サウンド、ダウトフル・サウンド、ミルフォード・サウンドの3つの壮麗なフィヨルドが広がります。ゾディアックボートに乗り込んでキマユペンギンを探し、壮観な滝に迫ります。船のデッキに上がり、美しいパノラマを楽しむこともできます。
旅の最後に寄港するのは、パターソン入り江にあるウルバ島です。この島は、鳥と植物の保護区域として知られています。エクスペディションガイドや寄港地エキスパートと共に、世界で最も珍しい鳥の姿を探します。下船地は、目を見張るほどに美しいオタゴ半島にある港町ダニーデンです。半島には、多種多様な野生動物が暮らし、その奥にはまるで絵に描いたような美しい景色が広がります。
High Lights
クルーズマップ

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●テ ワヒポウナム南西ニュージーランド世界遺産エリアを訪れます。
●息をのむほど美しい風景との感動的な出会いがあります。
●10万年という時間をかけて創られた氷河フィヨルドの圧倒的な美しさを堪能します。
●手付かずの太古の森を探索します。
●アカロアでは、世界で最も珍しく、最も小さなイルカ、セッパリイルカを探します。
●カイコウラでは、豊富な海洋生物を観察します。
●専門知識豊かなエクスペディションガイドチームと共に、ニュージーランドの歴史、文化、生物多様性について学びます。
Cruise Schedule

2023年12月16日
ウェリントン
乗船:2023年12月16日午4時~午後5時
出港:2023年12月16日午後6時
ウェリントン湾は、ニュージーランド北島の最南端、緑が美しいなだらかな丘の麓に位置しています。
首都ウェリントンは、伝統文化と現代の文化が交じり合い、その雰囲気は和やかでありながらアバンギャルド。独特の魅力が感じられる街です。大規模な博物館、ニュージーランド国立博物館テ パ
パ トンガレワのように、ウェリントンのマオリの歴史を伝える施設もあれば、多くのカフェやレストランのように、日々の人生を情熱的に生きる人々の願いを叶える施設もあり、訪れる人にとって様々な魅力に溢れています。

2023年12月17日
カイコウラ
入港:2023年12月17日
出港:2023年12月17日
ニュージーランド南島に位置する小さな港町、カイコウラ。多種多様な野生動物が暮らす自然豊かな保護区の中心部にあり、南太平洋と雪をいただくカイコウラ山脈の間に位置しています。半島の
石灰岩層が美しい景観を作り出し、海岸近くには、クジラやイルカ、アザラシやオットセイなど数多くの海洋哺乳類や海鳥の姿が見られます。約千年にわたり、先住民族マオリが暮らした地であり、18
世紀から20世紀初頭にかけては、岩がちな海岸線は、クジラを探し求める捕鯨者の見張り場の役割を果たしました。

2023年12月18日
アカロア
入港:2023年12月18日
出港:2023年12月18日
美しい港アカロアには、数々の船が停泊します。バンクス半島に位置するクライストチャーチまで、車で約90分の距離にあります。ニュージーランド南島の東海岸に位置するクライストチャーチは、この国で二番目に大きな都市です。街のニックネーム、「ガーデン シティ」の由来となっている、市内に数多くある公園やガーデンを訪ねれば、この街のおおらかな雰囲気を存分に感じることができるでしょう。2010年と2011年に、クライストチャーチは大規模な地震を経験しました。カテドラル スクエアを散策すれば、二度の地震の後、この街がどのように復興し変貌を遂げているのかを目にすることができます。国際南極センターやクライストチャーチ ゴンドラなど、常に人気の施設もあり、また、期間限定のカフェやカードボード カテドラル(紙の大聖堂)、地域のアートプロジェクトなどは、市民が持つ復活力を示すものとなっています。

2023年12月19日
終日航海
洋上で過ごす一日です。船内の様々なサービスやアクティビティを存分にお楽しみください。スパでゆったりリラックスしたり、フィットネスセンターで汗を流すこともできます。季節によっては、船上のプールで泳いだり、日光浴を楽しむのもよいでしょう。洋上の時間は、船内で催される勉強会やショーに参加する機会でもあります。ショッピングをお好みであれば船内のブティックへ。船内には、ポナン専属のフォトグラファー専用のスペースもあります。写真がお好きであれば、旅先の絶景を知るフォトグラファーを訪ねるのもおすすめです。大海原の景色を味わうには、船のデッキへ。美しい波のショーをお楽しみいただき、運が良ければ、海洋動物たちの姿をキャッチ
できるかもしれません。魅力あふれる洋上の「休息」時間を、様々なおもてなしをお楽しみいただきながら、のんびりと快適にお過ごしください。

2023年12月20日
ダスキー サウンド
到着:2023年12月20日
出港:2023年12月20日
ダスキー サウンドは、フィヨルドランド国立公園内にあるフィヨルドの中で最も入り組んだものの一つです。ここは、ニュージーランド南島の南西部に位置する広大な自然保護区画であり、ユネスコ世界遺産に登録されています。公園内には切り立った崖、幾本もの滝、きらきらと光る湖、原生林などが広がり、どれをとっても素晴らしい美しさです。度重なる氷河作用によって創りあげられた壮大な景観は、尽きることのない神秘の源となっています。1773年、イギリスの海洋探検家ジェームズ クックは、ここダスキー サウンドで数週間を過ごしました。そのことを示す銘板が、公園内のアストロノマーズ ポイント(クック一行が設けた観測地点)に飾られています。クルーズでは、ウ科の水鳥、カモメ、ニュージーランド オットセイに加え、貴重な固有種であるキマユペンギンなど、この地に息づく様々な野生動物を観察する機会があります。天候と時間によっては、ゾディアック ボート
に乗り込み、ダスキー サウンドをクルージングできるかもしれません。

2023年12月20日
ダウトフル サウンド
到着:2023年12月20日
出港:2023年12月20日
「静寂のサウンド」と呼ばれるダウトフル サウンドは、より知名度の高いミルフォード サウンドに比べ、ひっそりとした静けさに包まれたフィヨルドです。どちらも、ユネスコ世界遺産に登録されているフィヨルドランド国立公園の一部を形成しています。1770年、ダウトフル サウンドの入り口付近を航行
していたイギリスの海軍士官で海洋冒険家ジェームズ クックは、この場所が船で航行可能なのかどうかに確信が持てなかったことからダウトフル サウンド内には入らず、この場所を「ダウトフル ハ
ーバー」(不確かな湾)と名付けました。ダウトフル サウンドは、最も深いところが水深421メートルと、公園内で最も深いフィヨルドです。3つの特徴的な入り江があり、ディープ コーブから海に至る間には、幾本かの壮大な滝もあります。船は、トンプソン サウンドとダウトフル サウンドを通り、セクレ
タリー島を周遊します。船のデッキへ上がれば、壮大なパノラマが待ちうけています。

2023年12月21日
ミルフォード サウンド
到着:2023年12月21日
出港:2023年12月21日
ミルフォード サウンド フィヨルドは、ニュージーランドで最も美しい自然遺産の一つです。あまりの美しさに、訪れる人は思わず息をのむほど。ニュージーランド南島の南西部の海岸に位置し、フィヨルドランド国立公園の一部であるこのフィヨルドは、氷河によって形作られた壮麗な入り江で、海岸から少なくとも15キロ内陸に延びています。入り江の暗い水面から突き出た鋭い崖は、高さ数百メートルに及び、その頂上から壮大な滝が流れ落ちています。

2023年12月22日
ウルバ島
到着:2023年12月22日
出港:2023年12月22日
ウルバ島(マオリ語でテ ワラワラ)は、スチュワート島にあるパターソン入り江に浮かぶ島々の中で最大の島であり、約270ヘクタールの面積を持ちます。この島は一度も森林伐採を受けておらず、1997年に害虫の根絶が宣言されたことから、ニュージーランドでも数少ない捕食者のいないサンクチュアリーとなりました。島は現在、ニュージーランド本土では貴重または絶滅した鳥類や植物が生育する場所となっています。ニュージーランド クイナ、セアカホオダレムクドリ、キイロモフアムシクイ、ニュージーランドコマヒタキなどがよく見られます。ウルバ島は鳥を愛する人々にとっての楽園であるだけではなく、マキの木が茂る手付かずの森が残る数少ない沖合の島です。遊歩道が整備され、ほとんどの人にとって歩きやすいスポットとなっています。貴重な鳥たちや植物を安全な環境で間近に観察することができるまたとない場所です。

2023年12月23日
ダニーデン
入港:2023年12月23日 早朝
下船:2023年12月23日 午前7時
ニュージーランド最古の都市ダニーデンは、スコットランド移民によって開拓された街であり、「ニュージーランドのエジンバラ」とも呼ばれます。南島の南東部に位置するこの街は、誇り高いスコットランドの面影を今日も色濃く残しています。この街には、南半球でも特に保存状態の良いビクトリア建築とエドワード建築の建造物が並びます。北西部のシルバーピークスは内陸の丘陵地帯で、まる
で絵に描いたようなその美しい景観が、ダニーデンの街を囲んでいます。市内にあるオタゴ半島には、国際的にも有名な野生動物保護区があり、ニュージーランド本土唯一のキタシロアホウドリの営巣地があります。
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