ロス海への航海

ロス海への航海

南極の未開のフロンティア:ロス海

ロス海は、地球上に残された最大かつ最後の海洋原生地域であり、しばしば「ラスト オーシャン(最後の海)」と呼ばれます。地理的な南極点に近いため、かつて南極点到達を競った伝説的な探検家たちの出発点となりました。ロス海への航海は、南極の中でも最も訪れる人が少なく、手つかずの自然と歴史が息づく場所を巡る壮大なアドベンチャーです。

 

南極の心臓部

南極半島も魅力的ですが、「南極の心臓」とも言われるロス海への旅は別格です。ここは地球上で最も原始の状態が保たれた場所の一つであり、限られた人しか足を踏み入れることができません。巨大な棚氷や氷山、ドラマチックな風景、そしてアザラシのコロニーやペンギンの営巣地など、すべてが他より圧倒的なスケールで迫ります。ここでは、他の場所では決して味わえない畏敬の念と、謙虚な気持ちを抱かせてくれる発見の連続が待っています

伝説の探検家たちの足跡をたどる

1841年、イギリスの海軍将校であり科学者のジェームズ・クラーク・ロスが「エレバス」と「テラー」の2隻の船でこの地を初めて調査しました。ロス島にある世界最南端の活火山「エレバス山」をはじめ、多くの地名が彼にちなんで名付けられています。

19世紀末から始まった「南極探検の英雄時代」の遺構は、今も大切に残されています。
アーネスト シャクルトンの小屋(ロイズ岬)
カーステン ボルヒグレヴィンクの小屋(アデア岬)
ロバート スコットの小屋(エヴァンス岬)

ニュージーランド南極遺産トラストによる修復プロジェクトによって保存されているこれらの小屋に足を踏み入れると、当時の探検家たちが残したままの姿を目の当たりにでき、深い感動に包まれます。

野生動物の聖域

ロス海の大陸棚は、南大洋で最も生物生産性が高いエリアの一つです。
クジラやイルカなどの鯨類
ナンキョクフルマカモメの約30%
アデリーペンギンの30%以上
コウテイペンギンの約4分の1
これらがこの地域に生息しており、まさに野生動物の楽園となっています。

 

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