対比をなす多様な世界
一見すると、南極はただの氷の王国のように見えます。しかし、その一見均一に見える景色の中には、驚くほど多彩な景観、気候、そして生態系が隠されています。冬になり南大洋(南極海)へ海氷が広がると、その面積は実に約1,400万平方キロメートルに達し、ヨーロッパの面積(1,053万平方キロメートル)を大きく上回ります。
地域ごとにそれぞれの個性を持っています。切り立った山々と息をのむようなフィヨルドが広がる場所もあれば、広大な棚氷や巨大な氷山が浮かぶ海もあります。どこを訪れても、「自然がすべての掟を支配する特別な世界へ足を踏み入れた」という強い感覚に包まれます。
「人々は氷を見にやってきますが、そこで真に発見するのは『生命』そのものなのです。」
— ダヴィッド ボーヌ(生態学者・ポナン探検リーダー)









