まさに「屋根のない博物館」
東洋と西洋の架け橋であるクロアチアには、多様な文化が織り交ざっています。ギリシャ、ヴェネツィア、オスマン帝国からオーストリア=ハンガリー帝国にいたるまで、多くの王国や帝国、共和国がその歴史を形作ってきました。壮麗な都市や村、数々のモニュメントは、この豊かな過去を今に伝えるもので、クロアチア「屋根のない博物館」にしています。
その最も華やかな例がドブロヴニクです。ユネスコ世界遺産に登録され、「アドリア海の真珠」と称されるこの有名な街は、毎年何百万人もの訪問者を魅了しています。
また、クロアチアで見逃せない古代の遺跡には、3つのユネスコ世界遺産があります。古都トロギール、スプリトにあるディオクレティアヌス宮殿(3世紀末から4世紀初頭に建設)、そしてポレチュのエウフラシウス聖堂です。
さらに、ルネサンスの至宝もいたるところにあります。スリドニ半島の先端で海に面したフヴァル島のフランシスコ会修道院や、シベニクの聖ジェームズ大聖堂(世界遺産)などがその代表です。これらは15〜16世紀にかけて、イタリア北部、トスカーナ、そしてダルマチア地方の間で行われた芸術的交流を反映しています。15世紀にヴェネツィアの支配下にあった、コルチュラ島の情緒ある港町コルチュラや、イストリア半島のロヴィニは、訪れる人を古き良き時代の心地よい時間の流れへと誘います。
この文化を巡る旅の締めくくりには、隣国モンテネグロのコトル湾を訪れ、ペラストにあるバロック様式の宮殿や教会を探索するのがおすすめです。この壮大な景色を楽しむには、カヤックが最適な方法です。



