【シングル追加料金無料】イヌイットの村と氷に覆われた春の東グリーンランドへ
【シングル追加料金無料】イヌイットの村と氷に覆われた春の東グリーンランドへ
レイキャビク[アイスランド]乗下船
長い冬の後、グリーンランド東部の海岸は厚い氷に覆われています。偉大な探検家たちが憧れたこの海岸に近づくことは、力強くも壊れやすい自然と調和することであり、ここでは大切なのは「今」だけです。極地探検のために設計されたル コマンダン シャルコーで、アンマサリックとブロッセヴィル地域の神秘的で凍りついた風景をご堪能ください。通常、春の間は船ではアクセスできない、この特別な土地に敬意をもち訪れます。絶えず変化する風景は、驚きとイマカ（イヌクティトゥット語で、おそらく）、時間が止まったように感じる瞬間です。イヌイットの知恵が教えるように、人生は今この瞬間が輝いているのです。
一面の白色の中、色とりどりの伝統的な家屋が周囲から孤立した村々を際立たせます。イヌイット（イヌクティトゥット語で男性）は、季節や氷の変化のリズムに合わせ、犬ぞりによる狩猟などの伝統を守り続けています。極地の最後の狩人たちと共に、この古代の移動手段探索をするとさまざまな「感覚」に出会うことでしょう。
この季節に初めて訪れる外国人観光客を、地域の人々に温かく迎え入れてくれます。流氷の上の村の風習や、イヌイットのおもてなしは神話ではなく、温かな眼差しや微笑みの中に込められていることを実感することでしょう。
白夜が白い砂漠と氷河を照らし、常に変化し続ける光景の中、様々な状態や形の氷を歩きます。船や流氷の上では、氷原や丘などの景観がひろがり、混沌としていながらも崇高な雰囲気を味わうことができます。カヤックやゾディアックでポリニヤ（氷に囲まれた開けた水域）を探検したり、流氷に巻き込まれた氷山に接近するポーラーハイクを楽しんだり。船上からは、水平線の上を飛ぶケワタガモの群れや、波間をゆくシロナガスクジラの姿、シロクマのシルエットを眺めることができます。
グリーンランド東海岸では、時間や距離の概念はなく、大切なのは氷の中心で過ごす瞬間です。シルヴァン・テッソンが『ベルベットの女王』で書いたように、"湧き上がるものに喜びを感じる"時間となることでしょう。
天候と氷のコンディションに大きく左右される極限の地を訪れるクルーズです。特にフィヨルドでの航行は、沿岸の氷を保護する必要があるため、旅程では日々氷の状態や種類によって航路が決まります。航行スケジュール、アクティビティ、動物の観察は、天候や氷の状態によって左右され、保証されるものではありません。また、天候や氷のコンディションにより、体験できることが異なります。船長とエクスペディション・リーダーは、AECOの安全上の指示や規則を遵守しながら、お客様の体験が可能な限り豊かなものとなるよう最大限の努力をいたします。
High Lights
クルーズマップ
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●1泊2日のノルディックスキー・ポーラートレッキング体験を予定しています。
●冬の終わりにイヌイットの人々を訪問し、イヌイットの春の風習を垣間見たり、犬ぞり体験するなど特別な時間をお過ごしください。
●極地探検船 ル コマンダン シャルコーの船上で、静寂の中、変わりゆく風景や生物を観察する時間をお楽しみください。
●グリーンランド東部沿岸を訪れる偉大な探検家たちの足跡をたどります。
●アンマサリク地方では流氷、高山地帯から大自然が作り出しす氷の風景などを満喫します
●ブロッセヴィル海岸や、北極からの氷冠などの風景をお楽しみください。
●風景：高山風景、極地の氷冠、曲がりくねったフィヨルド、氷山、削られた氷河、北極から漂う流氷、砕けた流氷。
●シロナガスクジラ、ザトウクジラ、ホッキョクグマ、アザラシ、海鳥など野生動物の観察
●犬ぞり、カヤック、ハイキング、スノーシュー、氷上釣り、極地ダイビングなど、新しいアクティビティ*をご用意しています。
*アクティビティは、天候や氷、航行状況によって開催可否が決まります。
Cruise Schedule
2025年5月4日
レイキャビク
乗船：2025年5月4日 午後4時▶午後5時
出港：2025年5月4日 午後10時
アイスランドの首都レイキャビクは、国の西側にある巨大な湾に沿って広がる街です。オシュクヒと呼ばれる小高い丘の上に立つ博物館ペルトランは、「レイキャビクの真珠」を意味し、そこからレイキャビクの緑豊かなパノラマを眺めることができます。程近くには、福音ルター派のハットルグリムス教会や、可愛らしい店が立ち並ぶスコーラヴァルドスティーグル通りやロイガヴェーグル通りを散策できる歴史中心地区があります。リラクゼーションには、レイキャビク近郊にあるレイキャネス半島と、そこにある有名な入浴施設「ブルーラグーン」がおすすめです。
2025年5月5日
デンマーク海峡通航
グリーンランドとアイスランドの間に横たわるデンマーク海峡。ここを初めて渡ったのは、バイキングの人々でした。10世紀の終わり、「赤毛のエイリーク」こと、エイリーク ソルヴァルズソンが率いる探検隊がこの場所を訪れた際のことです。第二次世界大戦下の1941年5月24日、ドイツ海軍とイギリス海軍が戦いを繰り広げた場所でもあります。冬の間、グリーンランド沿岸部に流氷がぎっしりと押し寄せ、また北極横断流が一年を通して氷山を押しのけることから、夏のデンマーク海峡は概して氷のない海となります。海峡の深い地点には、世界最大の滝があります。この海中大滝は、グリーンランド海の冷たい海水と、イルミンガー海の暖かい海流の水温差によって形成されました。豊かな生態系を誇り、様々なクジラ類がそこに暮らしています。
2025年5月6日▶2025年5月11日
アンマサリク地方
到着：2025年5月6日
出発：2025年5月11日
100年前まではまだあまり知られていなかった東グリーンランド。現在では北極圏の神秘的で壮大な地域として知られています。高山が海と一体化し、フィヨルドには雪を冠した高い峰や氷山が漂い、流氷が漂う地域です。現実のものとは思えないほどの美しさを持つ凍てつく風景、氷の質感は千差万別で、刻々と変化する景色を作り出します。1934年、ポール エミール ヴィクトルをアンマサリクに上陸させるため、乗組員とともに出発したジャン バティスト シャルコ船長の有名な船、「プルコイ パ」号の足跡をたどります。原始的で野性的な美しさを持つこの小さな島での、当時ほとんど知られていなかったイヌイットのコミュニティ、アンマサリミウトの調査が、彼にとって初めての文化院類額的任務でした。この凍てつくような風景の中、犬の鳴き声と氷にぶつかるソリの音だけが静寂を破ります。氷に守られた村々では、温かい歓迎を受け、イヌイットの伝統的な文化に触れ、コミュニティで楽しいひとときをお過ごしください。
2025年5月12日
ブロッセヴィル海岸周遊
到着：2025年5月12日
出発：2025年5月12日
フランスの探検家で航海船船長ジュール ポレ ド ブロッセヴィルの足跡をたどります。ブロッセヴィルは1833年、グリーンランド東側にある、周囲から遠く隔てられた未踏の地を探検するため、ラ リロワーズに乗船し冒険にでましたが、それにより命を落としました。彼の名を冠した無人の地ブロッセヴィルは、スコアズビー サウンドの南に位置しています。薄いものから分厚いもの、平らなものから形が顕著なものと、様々な形状の氷や氷山、流氷が見渡す限り続くこの海岸は、荒涼として人を寄せ付けない場所であり、ここに到達できる人はごくわずかです。この海岸を探検することは、現実とは思えないような氷の砂漠の只中へ、深く入り込んでいくことを意味します。そこは、光の具合によって景色の見え方ががらりと変化する世界です。ホッキョクグマの王国でもあるこの地を、船外を見渡す広いデッキを備えた船ル コマンダン シャルコーが静かに進みます。野生動物との出会いは、旅の途中に幾度も訪れます。その美しい姿をじっくりとご堪能ください。
2025年5月13日
デンマーク海峡
グリーンランドとアイスランドの間に位置するデンマーク海峡を再び通航し、旅の終着地、レイキャビクへと向かいます。
2025年5月14日
レイキャビク
入港：2025年5月14日 早朝
下船：2025年5月14日 午前8時
下船地アイスランドの首都レイキャビクで終了します。
STATEROOM
